星野仙一氏は元プロ野球選手、監督です。1969年から1982年まで中日ドラゴンズで現役生活を送りました。そこでは投手として活躍し、現役時代は通算146勝を挙げました。
監督としては1981年から1982年(選手兼任)、1987年から1991年、1996年から2001年の期間に中日ドラゴンズで監督を務めました。現役時代同様に闘志を前面に出す攻撃的な野球で、ここでは2度のリーグ優勝を果たすなど上位に食い込む強豪球団に育て上げ、名監督として名をあげました。
そして2002年から2003年には阪神タイガースの監督を務めました。阪神タイガースは就任以前は毎年下位を争うチームに低迷していましたが、エース井川投手の成長や金本氏の獲得などにより戦力を整え、2年目にはリーグ優勝に導きました。
さらに2011年から20014年までは東北楽天ゴールデンイーグルスの監督を務めました。楽天は新しい球団で戦力も整わず、下位争いの常連でしたが、2013年には後に大リーガーとなった田中投手の活躍もあり日本一に導きました。その後は体調不良もあって現場を退き、2015年からは楽天のシニアアドバイザーとなっています。