王貞治氏は元プロ野球選手、監督です。早稲田実業高校野球部時代には投手として甲子園優勝を果たし、読売ジャイアンツに1959年に入団しました。
それから1980年までの間、読売ジャイアンツ一筋で現役生活を送りました。プロ野球では一塁手として活躍し、一本足打法を駆使して通算本塁打868本塁打は世界歴代1位の記録となっています。
1984年から1988年までは読売ジャイアンツで監督として所属しました。全ての年でAクラスの成績を残したもののリーグ優勝は1回のみに終わりました。
名監督に成長したのは福岡ソフトバンク(ダイエー)ホークス時代です。1995年から2008年まで監督を務めました。最初は成績不振からファンに生卵を投げられるなどつらい時期が続きましたが、5年目にリーグ優勝すると、そこから好成績を積み重ね、常勝軍団に成長させました。
しかし2008年にリーグ最下位に成績が落ち込むと、そこで現場から退くこととなりました。またWBCの代表監督としても世界一に貢献しました。